
2月20日
3月1日
紙貼りには2尺×3尺の和紙が520枚必要です。 紙貼りの紙の基本サイズは2尺×尺5寸。小貼り(こばり)は紙を5枚貼り付けます。 大貼り(おおばり)は小貼りを13枚貼り付け、縄を入れて大凧に着脱可能...
3月20日
まず女竹を選別して節をとります。 次に割かない「丸」、丸を竹鉈で半分に割いて「二ツ割」、 二ツ割をさらに半分に割いて「四ツ割」を作ります。
3月21日
大凧製作のため、地面に印を入れます。 主要骨となる竹の長さを揃えます。。
3月22日
「小手縄」=「こぜなわ」と読みます。 小手縄巻きとは2本の竹の重ね合わせ部分を麻縄で巻くことで、現代は飾り目的です。 「小手」の語源ははっきりしません。
3月24日
8間凧の製作です。 一日で8間(約14.5m)四方の大凧の骨組みを組み立てます。 主要骨は、男竹の親骨、枡骨、二重枡骨、力骨と、女竹の中骨。 細骨は、女竹の丸、半割、四割。最も太い親骨の周囲は7寸...
4月1日
藁の3分縄を10本組んで85mの尾を作ります。 大凧揚げには最低2本の尾をつけます。 風が強い時は3本または5本つけることもあります。
4月2日
土俵を作ります。 大凧揚げの時に元綱(直径4cm、長さ150m)を固定します。
4月3日
今年の題字を赤と緑で描きます。 色はべた塗りでなく、かすれさせて筆勢を表します。 2025年の題字は「喜翔」(きしょう)でした。
4月4日
大凧に糸目を付けます。 糸目は、大凧の釣り合いをとるために、表面につける41本の本麻の縄です。 麻縄の長さは65mです。
4月20日
糸目付けの日から大凧まつり前日まで、毎夜凧番を行います。 昭和30年代まで写真のような藁で作った番小屋で凧番を行っていました。 現在はコンテナハウスで凧番を行っています。
4月21日
鯉のぼりを設置します。 大凧揚げには、写真のように鯉のぼりが水平にたなびくような南風が望まれます。