1.大凧まつりについて
大凧を揚げる時間は決まっているのですか | 大凧まつりで大凧を揚げる時間は決まっていません。風次第です。秒速10~15メートルの良い風が吹いていれば何回でも大凧を揚げます。強風の時は様子を見ながら紙を抜いたり、尾の数を増やしたりして揚げます。無風や風が弱い時は良い風を待ちます。一日中無風や風が弱い状態続いた場合は大凧を揚げることは困難です。しかし観客のために午後には何回か人力だけで大凧揚げを試みるかもしれません。この時、引き手は重い凧を引きずることになり、凧まわりは危険が増加し、引き手は重労働となります。 |
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観客も引き手になれますか | 大凧揚げは危険が伴うので、原則、会員のみで揚げています。また大凧を揚げる際は、事故防止のため大凧の周りを立ち入り禁止としています。 |
雨天時、凧はどうするのですか | 凧本体は、遠くに移動することも、128畳の凧を入れられるような建物ももないため、作った後は雨ざらし状態です。大凧は8畳の大きさの紙を16枚張り付けてあります。雨に和紙や題字の染料が弱いので、凧を揚げないときには取りはずします。紙は楽にはずせるようになっています。 |
凧の竹が折れた場合はどうするのですか | 大会当日は人間と同じように継ぎを当て補修します。 |
まつりが終わった後、凧はどうするのですか | 現場で解体します。解体した竹は農作業などの材料にしたり,小さな凧を作るための材料にしたりします。紙は翌年の大凧の予備として1年間保管します。 |