1. HOME
  2. 歴史
  3. 相模の大凧とは

相模の大凧とは

日本一を誇る
伝統文化

相模の大凧とは、神奈川県中央部に位置する相模原市南区の新磯(あらいそ)地区=新戸、上磯部、下磯部、勝坂で、相模の大凧文化保存会によって揚げられている大凧のことです。
毎年5月4日、5日に、「相模の大凧まつり」として開催されています。 

上記4地区の大凧はいずれも相模川の河原に沿った会場で揚げられており、少し南側の座間市の会場でも、同じ日に座間市主催の「座間の大凧まつり」が開催されます。

新戸大凧保存会の大凧は、8間四方。
64坪、128畳の広さがあり、重さは、大凧の引き綱の重さもあわせておよそ950キログラムあります。
この大凧を揚げるには、風速10~15メートルの風と、総勢100人の人間が必要です。

毎年、一から。
昔ながらの流れで
手作業で

日本全国には数多くの大凧があります。
また、一度だけ大きな凧を作って揚げるという例もありますが、正方形で紙が着脱できるタイプの大凧で、毎年揚げているものとして、新戸の8間四方の大凧が日本一の大きさを誇っています。

新戸の8間凧の長時間滞空記録は、平成14年(2002年)「祝風」の6時間7分55秒です。