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題字と変遷

大凧には、伝統的に2文字の漢字を赤と緑で書き表します。
この文字を描いた凧のことを「字凧(じだこ)」と呼びます。

書き入れられる文字は「題字(だいじ)」といいます。
また、色にも意味があり、赤 は「太陽」を、緑 は「大地」を表します。

2025年の題字は「喜翔」(きしょう)

市民公募によって選ばれたこの文字には、
「大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の活躍が世界中で称賛されていることから、"さらなる活躍を望んで大空に翔いてもらいたい"」
という願いが込められています!

現在でも、子どもが生まれたお祝いに、生まれた子どもの名前を凧に書いて揚げることがありますが、長い歴史の中で相模の大凧が地域的な行事になるにつれて、大凧の題字には社会的な要素が含まれるようになりました。

相模の大凧の題字の変遷には、それぞれの時代の気分や人々の思いが込められています。
太平洋戦争時には国威・神風など戦争色を表した題字もみられますが、戦後は風や光のような自然を表現した題字が多く用いられています。近年は、相模原市の発展、繁栄に合わせた、市民の喜び、夢、希望等の思いを込めた題字が多くなっています。

2025年の題字は「喜翔」(きしょう)

市民公募によって選ばれたこの文字には、
「大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の活躍が世界中で称賛されていることから、"さらなる活躍を望んで大空に翔いてもらいたい"」
という願いが込められています!